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塗る麻酔薬でメンズ脱毛の痛みをほぼなくす
目次
医療専用塗る麻酔の大切なポイント
- 医療専用の塗る麻酔薬で施術時の痛みをほぼなくせる
- 麻酔効果は20から30分前後で現れ1~2時間ほどで感覚は元通りになる
- 塗る麻酔を使用できるのは医療脱毛が可能なクリニックだけ
Youtubeで簡単に知るメンズ脱毛の様子
医療メンズ脱毛施術の様子をYouTubeで事前に動画チェック!
塗る麻酔薬でメンズ脱毛の痛みをほぼなくすについて知る前に、当クリニックで最も推奨される医療脱毛がどのような手順で、どのような環境で医療脱毛されるかの施術の様子をYoutubeで事前に視聴いただけます。
塗る麻酔薬についてわかりやすく
一般的に麻酔というと注射で麻酔液を皮下組織や筋肉、または静脈などに注入するイメージが強いかもしれません。
麻酔は各神経系統の痛みを鈍らせる効果があり、手術などの時に痛みを感じさせなかったり深い睡眠状態にする効果があります。
強い麻酔薬の効果で患部や全身に感じる痛みはほとんど皆無にすることができます。
ただ麻酔薬は注射をするタイプだけでなく、クリーム状の軟膏を塗るタイプの麻酔薬もございます。
医療の現場では一般的に麻酔クリームと呼ばれております。
クリームタイプの麻酔を塗ることで、塗布した部位の痛みをほとんど軽減することが可能になります。
麻酔クリームはメンズ脱毛施術の現場でもたびたび使用されております。
たとえばメンズ脱毛の医療施術には強力なレーザー照射が必要となるため、皆さんの中にも施術時の痛みを心配される方も多いかもしれません。
医療用脱毛機器でレーザーを肌に照射すると、パチパチとゴムで皮膚を弾くような痛みが生じます。
とはいえ、瞬間的な刺激でもあり、痛み自体もそれほど大きくないため、大半の患者さまはそのまま脱毛施術を受けることが可能な範囲の刺激と言えます。
それでも、どうしても痛みに敏感で、刺激が苦手な方であれば不安や心配から医療脱毛を躊躇されてしまう方も、少数ではありますがいらっしゃるのも事実です。
このような方の痛みに対する不安を解消できる麻酔がクリームタイプの塗る麻酔薬です。
麻酔クリームの成分はリドカインという麻酔薬が配合されていて、医療の現場でも幅広く使用される麻酔成分の一種となります。
実はリドカインは注射で注入する麻酔薬として使用されることが多い成分でもあります。
直接注射でリドカインを注入することで、対象部位の痛覚がすぐになくなり感覚反応を麻酔で感じさせなくさせます。
一般的な治療ではホクロの除去や裂創(れっそう)など縫合が必要なときにリドカインを注射して痛みを感じない状態で治療をするわけです。
ちなみにデンタルクリニックである歯医者さんでも、虫歯の治療時に歯を削るときや抜歯などの際にリドカイン麻酔を注射して歯茎や歯神経を麻痺させます。
美容クリニックでなく歯科医院でも使用されるリドカインは、上述した通り塗り薬としても利用されています。
リドカイン成分が配合されたクリームを対象部位に塗り込むことにより麻酔成分の効果で、塗った部位の末しょう神経の感覚が麻痺して、痛みを感じなくなります。
ここではリドカインを中心にご説明させていただきましたが、リドカイン以外にも類似する麻酔成分のお薬はさまざまな種類が存在して、即効性があったり長時間麻酔が効くなど、用途により麻酔薬は使い分けられています。
メンズ脱毛の場合は手術のともわない皮膚への直接的なレーザー照射施術となるため、痛みが不安な患者さまは施術中だけ痛みを軽減することができて短時間でもとの状態に戻るリドカイン配合の麻酔クリームを皮膚に塗ることで、痛みや刺激を緩和し軽減させて脱毛施術を快適にすることができます。
塗る麻酔薬は市販で購入や入手が可能か
さて、塗るタイプの麻酔薬ですが、麻酔クリームなら近くのドラッグストアやネット通販で購入できそうな印象があるかもしれませんが、麻酔クリームは市販されていない医薬品のため一般の方が購入することはできません。
医療用の麻酔を使用するには医師免許が必要になり、適切な用法や用量を守って使用しないと副作用や合併症が生じてしまう場合があり、そのようなトラブルが万一生じた際にも医療行為が可能な医師が対処する必要があります。
医薬品である麻酔クリームは医療用のお薬となるので、医師の適切な判断のもと使用しなければならないことが法律でさだめられているからです。
ですので痛みを抑える麻酔クリームを使用して永久脱毛する処置は美容クリニックでの医療脱毛のみ対応が可能です。
すなわちクリニックとは国の認可を受けている医療機関である医院ですから、国家資格を持った医師や看護師が法律的に問題なく医療行為を行うことができるわけです。
ですので医薬品でもある医療用麻酔クリームは、市販されておりませんし一般の方がドラッグストアなどで購入することはできない、医師の指導下でないと使用できない薬剤クリームとなります。
歯医者さんで使用される塗る麻酔と同成分
美容クリニックで使用されるのと同じ麻酔成分がデンタルクリニックでも使用されているとご説明させていただきましたが、最近の歯医者さんにおいては麻酔の注射をする前に麻酔のクリームやシールを張って、注射をする粘膜部の感覚を鈍くさせるために使われております。
患部などに麻酔薬を塗布することで、注射をする箇所の痛みがほとんどなくなります。
この場合に使用される麻酔薬の成分もリドカインか、またはリドカインに類似する成分が使用されています。
麻酔薬を歯茎の粘膜に塗ることで粘膜周辺の痛みを感じる神経反応が鈍くなり、注射をしても痛みをほとんど感じなくすることができます。
感覚が鈍くなった治療する患部へ注射で麻酔薬を注入することで、さらに痛みのない状態で歯科治療ができるようになります。
このように、脱毛の場合は麻酔注射をすることはありませんが、歯科治療で麻痺させる粘膜神経と美容クリニックでの麻痺させる皮膚の抹消神経とは対照部位組織は異なりますが、同じ成分の麻酔クリームを塗布することにより同じ原理で痛みを軽減させているわけです。
このように痛みを軽減させる麻酔クリームは歯医者さんでも美容クリニックでの脱毛施術で使用される麻酔も同じ成分の麻酔薬が使われております。
脱毛は塗る麻酔薬で断然楽になる
もしあなたが軽い刺激や痛みなどが苦手だったり心配な場合は、医療脱毛施術時には塗る麻酔薬を使用することで痛みや刺激がほぼなくなるので楽に脱毛施術を受けていただくことができます。
たとえば脱毛する対象部位がヒゲやVIOラインだとすると、他の部位よりも毛質が硬く毛量も多い傾向が高いため、レーザー照射した際の痛みや刺激が総体的に強く感じやすい部位でもあります。
脱毛部位すべてに使う必要はありませんが、デリケートゾーンなど痛みを感じやすい部位に限定して塗る麻酔薬を使うだけでも、脱毛施術はかなり安心して楽に受けていただくことができるでしょう。
医療脱毛で使用される塗る麻酔薬は
塗ったあと20~30分ほどで麻酔効果が現れます。
効果がでるまでは横になって休んでいただき所定時間の経過後に麻酔の効き具合を確認した後に、麻酔薬を拭き取り対象部位にレーザー照射を行います。
麻酔薬を拭き取った後には、皮膚がぼんやりと熱をもった鈍い感覚にかわりますので、この状態になっていれば塗る麻酔薬の効果がしっかり出ている状態です。
塗る麻酔薬がきちんと効果がでている状態で脱毛レーザーを照射すると、麻酔なしの状態ではパチパチとゴムで弾かれるような刺激や痛みがほとんど感じない状態になります。
皮膚の上に一枚布を被せたような状態でレーザー照射をするような感覚となり、直接的な痛みや刺激がほとんどなくなるため、通常の状態と比較するとかなり快適に脱毛施術を受けていただけるようになります。
脱毛レーザー照射後は、およそ1~2時間程度でもとの感覚に戻りますから日常生活に支障をきたすことなどはありませんので、ご安心いただけましたらと存じます。
塗る麻酔薬は医療でのみ使用可能でサロンはNG
医療脱毛で使用する塗る麻酔薬は、医療用の医薬品となります。
ですので、美容クリニックなどの医院である医療機関でのみ使用が許可されております。
一般民間施設であるエステサロンでのサロン脱毛などの施術時には、この医療用の塗る麻酔薬を使用することは法律で禁じられています。
使用できるのは国家資格を所有する医師または医師の指示下で看護師の使用に限定されておりエステティシャンに使用許可されている資格がありません。
またエステサロンでのサロン脱毛は医療脱毛と比べて痛みが少ないというようなセールスコピーを見かけることが多いのですが、実際にはサロン脱毛で使用できるレーザーの出力が弱いため、その分痛みも少ないというだけの理由になります。
脱毛効果も全くないと言えるほどの照射となるため、当然ですが痛みもほとんど無いという理屈になるわけです。
大切な時間やお金を投資して脱毛するわけですから、痛みが少なくても脱毛効果を得られなかったら本末転倒で無意味なことになります。
ですので厳密な意味での脱毛をご希望される方であれば、サロン脱毛やセルフ脱毛は選ばずに、美容クリニックでの永久脱毛が可能な医療脱毛をご選択いただくことが賢明な判断と言えます。
効果の高い医療用脱毛レーザーが不安な方でも、麻酔クリームを使用することで痛みの心配もほとんどございません。
塗る麻酔薬についてのまとめと総評
脱毛施術というと脱毛効果や費用が注目されがちですが、今回は痛みを軽減させる塗る麻酔薬をテーマにご案内させていただきました。
一般的に医療機関で使用される塗る麻酔薬は、リドカインという成分を中心に構成されている麻酔薬で美容クリニックだけでなく歯科医院でも使用されています。
麻酔クリームは部位に塗ることで20~30分経過すると皮膚の末しょう神経の感覚が鈍くなり、痛みをほぼ感じなくなる状態になります。
医療用の塗る麻酔薬は市販されておらず一般の方が直接購入はできないため、エステサロンなどのエステティシャンは使用することができません。
用法や用量だけでなく、副作用や合併症への配慮が必要なきちんとした医薬品でもあるため、国家資格者である医師や看護師がいる医療機関であるクリニックでのみ使用が可能です。
ただし、ほとんどの方は麻酔クリームを使用しない状態でメンズ脱毛施術を完了されております。
当メンズスキンクリニックにおきましても、ほとんどの患者さまは麻酔クリームを使用せずに脱毛施術をされていますが、どうしても痛みが苦手だったり心配な方や、デリケートゾーンや毛量の多いヒゲ脱毛のみ麻酔クリームを使用してみたいとお考えの方は、遠慮なく当クリニックのスタッフにお申しつけいただけましたらと存じます。
塗る麻酔薬である麻酔クリームを使用することで、脱毛効果の高い強いレーザー照射時の痛みや刺激をかなり軽減させて、快適に脱毛施術をお受けいただくことが可能になります。
医療脱毛は試してみたいけど痛みや刺激が心配でご不安な方は、まずは塗る麻酔薬を使用した脱毛施術をご検討してみてはいかがでしょうか。
モニターさまによる初めての医療メンズ脱毛体験
メンズスキンクリニックで実際に医療脱毛施術を初めて受けたモニターさまに感想を語っていただいております。
体験をもとに実際の医療脱毛の感想と脱毛エステとの違いなどについて解説いただきました。
記事の監修および著者
この記事は塗る麻酔薬でメンズ脱毛の痛みをほぼなくすに関する専門的な内容になっています。日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有する メンズスキンクリニック医師陣が監修し著述しております。
記事の監修および著者:メンズスキンクリニック院長 高比史代
永久脱毛無料でお問合せ
メンズスキンクリニックでは塗る麻酔薬でメンズ脱毛の痛みをほぼなくすに関するカウンセリング料、診察料、再診料などは頂いておりません。
ご相談やお問い合わせはすべて無料でご対応させていただいております。
事前にご不安や心配な点などはすべてクリアしていただいてから、安心して施術を開始できます。
- このページは医療に関わる専門的な内容になっています
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そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有する医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔 - <総院長略歴>
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- ・ 岐阜大学医学部卒
- ・ 東京大学大学院医学博士
- ・ ルーチェクリニック銀座院院長
- ・ 自治医科大学形成外科非常勤講師
- <代表的な資格>
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- ・ 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- ・ 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- ・ 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- ・ 国際美容外科学正会員 Find a surgeon
- ・ 日本再生医療学会会員
- ・ アメリカ形成外科学会正会員