GLP-1をお薬として生産されたものを医学的に「GLP-1受容体作動薬」といいます。
GLP-1は、胃や腸の中に食べ物が入ってくると小腸から分泌されます。 分泌されたGLP-1は、血液に溶け込み膵臓に運ばれ、膵臓にあるβ（ベータ）細胞に作用しインスリン分泌を促進して効果を発揮します。 この細胞への作用を医学用語で「受容体」と言います。 体内にあるGLP-1も、お薬として生産されたGLP-1受容体作動薬も、同じようにダイエットに有効となります。

GLP-1の生成量が多い人は痩せやすく、太りにくく、GLP-1が少ない人は食欲が抑えられず太りやすい傾向があります。

GLP-1を適度に補充することで、太りにくい体質に近づきます。

1. 緩やかなインスリン作用で食欲を低下させて、少ない食事量で満腹になることで痩せる
2. 胃から腸へ食べ物がゆっくり移動するため、満腹になりやすい体質になることで痩せる
3. 脂肪分解、脂肪燃焼を促しすことで痩せる

これらの相乗効果で自然に無理なく痩せることができるようになります。

1. 針を取り付ける※毎回必ず新しい針を使用しましょう。
2. 空打ち
3. 投与量の設定※医師の指示に従い用量を守りましょう。
4. 自己注射
5. 針の片づけ※使用済みの針はペットボトルに回収し、クリニックにお持ちください。
   ※使用済みの針は医療廃棄物と言って特殊なゴミになります。絶対に家庭ごみなどに出さないください。

• 注射を始めると、まれに胃部不快感・胃が張っている感じ・頭痛・便秘・下痢といった症状がでることがあります。続けていくことで体が慣れてきます。もし改善がない場合、投与量を減らしましょう。
• 透析を含む重度腎機能障害のある方は使用できません。
• 糖尿病治療を受けている方は、 GLP-1（サクセンダ）を一緒に行うことで低血糖のリスクが高まります。主治医に確認しましょう。
• 妊娠の可能性、妊娠中、授乳中の方は使用できません。
  ※このほか、体調に異変を感じた際は、ご遠慮なくにクリニックへご相談ください。

自己注射に必要な時間

準備片付け含め、ご自宅で約5分程度

痛み

最初だけ1瞬チクッとしますがその後痛みはありません。

腫れ

ありません。

注射期間

1日1回を継続します。徐々に用量を増やして治療期間を継続することをお勧めします。

アルコール

当日から飲めます。

スポーツ

当日からできます。

入浴

当日からシャワー浴、湯船に入れます。